〜ケア編3〜 Jケア
Jケアはうっかりしやすいところがあり、また、Jケアを捨てるタイミングも実力要素のひとつです。まず、相手がどのような場合にJを出すかを理解する必要があります。
1.Jでしか手番をとれない
2や8がなく、ペア等の処理に相手が困ったときにJで手番を取る抽選を受けることがあります。
2.8が薄くなった状態でのハイカードで手番を取られることのケア
8を、手番をとるときやバーストケア(後述)等で処理した後にJを出してくることがあります。また8が薄くなったためJに対して3が出やすくなり、そこにjoを乗せるプランをとることもあります。これはケア編2が応用できます。
3.互いにカードがなくなったときにローカードが薄い読みのJ出し
ミリオンダウトはバーストを狙う場合とお互い手札を良型にする場合があります。良型にするということはローカードがなくなりやすいといえるのでこのJ出しがおこります。
対策としてはシンプルです
3や8をのこす、もしくは、Q以上のカードを表にするの2つです。なるべく意識しますが、時には損切りも重要です。上記のパターンがありそうな場合は積極的に残しておきましょう。
ここからはJに対して2つの考え方を出しておきます。
1.Jにパスをする。
緊急手段です。Jで手番を取られるのは不本意ですが、カードを乗せて3を処理させながら手番を渡す方がまずいのでパスを選択する場合があります。判断基準としては、自分が手札を減らすことが重要か相手手札のカードを減らさせないことが重要かを比較するなどがあります。
2.残り1枚を10以下にする。
相手手札が多く、自分が手札を減らせてはいるが決め手がない、もしくはBP抽選を受けて失敗した後などでこのプランを視野に入れます。残り1枚をハイカードで残せない場合は9や10を残すのもありです。基本的には強いカードが残りやすいので相手がJを出すことがあります。