ミリオンダウトブログ

ミリオンダウトとたまにライバルズ

〜ハンドリーディング編3〜 ハイカード読み

1でも述べましたが、ミリオンダウトは場の中で一番大きい数字を持ってる人が有利なゲームです。場で一番大きいカードを読むことで上手く立ち回ることができます。

 

1.パス

非常にシンプルな方法です。相手がパスをした場合、それより上を持ってるパターンはかなり減ります。例えばKに対してパスをした場合Aや2をもっていないと予測できます。例外としてはAがペアだった場合や46QQ2などで、Kに嘘を乗せるリスクを避け次に来たbにbを一枚処理して2fからのペアを狙ってる場合があります。

パスによる判別は終盤の方が威力が高いです。序盤は例外のパターンもありますが、終盤だとカードを減らすことが有効なことが多く、一度手番を渡すとゲームが終わることもあるので温存しにくくなります。

 

2.すでに使用している

これもシンプルです。相手がAペアや2ペア等をを使用したとき、もうAや2は残ってないことがほとんどです。シングルも同様ですが、2の場合は分割して使用してるパターンもあるので、2ペアをもっていた場合に、より理想的な選択があったかと併用すると威力が高いです。試合が長引くほど有効で、見落としやすいところでもあります。

 

3.飛ばし

例えば自分がQを出した後に2を出されたとします。このときKやAが浮いてないと判断する方法です。例外としては、2で手番を取れば勝ち確でプレイする必要がなかった場合や、Kをわざと残し、Kが浮きにくいことを利用して嘘ペアとして利用する場合等があります。この方法を応用すると、KA持ち弱ハンドの時にシングルにKから2で手番を渡せるとAがかなり強力なカードに変わります。

 

4.中盤のハイカード

ミリオンダウトの勝ちプランの1つに良型を目指すことがあります。試合中盤にAが出た場合は2を残して良型を目指していることが多いです。相手が自分より強いカードを持っているときは、ペアやトリプルを先に処理する選択を取り負け枚数を減らすことができます。相手の得意な土俵で戦わないことが自分のハンドを有効に活用する上で重要なポイントの1つです。

 

5.終盤のハイカード

4の逆です。終盤は手札がかなり良型に近くになっていることが多いです。相手に手番を渡すとゲームが終わるので、自分の持ってるフルパワーを出すことが最善になりやすいです。このことを利用すると、相手のハイカードの予測ができます。4と5の中終盤で相反してるので、そこの線引きが非常に重要です。手番を渡した時に1巡以上余裕があれば温存でき、勝ちが近そうな場合は温存しにくくなるので、自分と相手の勝利への速度の分析が線引きの判断基準です。

 

裏出しがなく、かなり大富豪要素の高いハンドリーディングです。即時に利用できるスキルなので試合が長引いた時ほど、場の一番大きいカードがなにかを考えながらプレイすることが重要です。ときにはオリにまわったり、勝ちの目が薄いときJをプレイすることで特定のハンドに対しての勝率をあげるなど、かなり平均勝ち枚数に影響があるのでぜひ意識してみて下さい。