ミリオンダウトブログ

ミリオンダウトとたまにライバルズ

〜ハンドリーディング編6〜 8読み

今回は8読みです。8の使い方はかなりミリオンダウトの実力に影響すると思っています。8読みの理解度を上げることでケア編の縛りケア、8ケアの精度もあがります。

 

 

1.8をすでに使っている

一番シンプルな判断法です。先攻の場合は残りがどれだけ弱くても、8が2枚あれば初手ペアからのBPに真8ペアからのバーストプランがとれます。8を1枚すでに使っている場合はこの強力なプランをとらなかったということなのでかなり8が薄くなります。8が薄くなれば8ケアより縛りケアが重要となります。

 

2.8を使えるタイミングで使わなかった

かなりシビアで例外も多い判断法です。同じことをかなりいってる気がしますが、手番を取れるカードをプレイしなかったときの損失は「8+その後にプレイできるカード」なので8をかかえて負けるのは損が多いです。8で手番を取れるときに使わなかった場合は8が薄いと判断は可能です。

 ただし、前述した通り例外(2やjoを持ってて他で手番を取れる保証がある)も多いです。

 解決策として、何かと併用すると威力が高まります。

 例えば、8を使えばBPケアできたのにしなかった場合や2やjoもなさそうな挙動だったときなどがあげられます。

 

3.ミドルパスプラン

かなりの序盤で相手が自分の9〜Qf等でパスされた経験がある人も多いと思います。このプランを相手がとる場合は残りが良型88(456)jなど8で手番をとれば勝ち確のパターンがあります。多くのハンドで浮いているローカードに8で手番を取りたいので、8で手番をとれるカードを逃さないように打つときにおこります。なるべく簡単に8で手番を渡させずに減らすのが有効です。ただし残りが良型のこともありますが純粋に真出しできずに8で手番をとればかなり減らせるパターンもあるので勝ち確の判断は少し危険です。

 

4.8ブロック

これをハンドリーディングというのか怪しいですが自分が8を持っていれば持っているほど相手が8を持っているハンドのパターンが減ります。8が2枚以上ある場合は8ケアよりも縛りケアが有効なことが多いです。

 

8読みをするときに得られる恩恵は縛りケアとの比較だけではないのでそこについて解説します。ミリオンダウトで良型を目指す場合、対戦相手の速度が重要です。例えば相手ハンドが残り3枚の場合に、8を持っている場合は残りの勝ち確の良型パターンが8+ペア 8+2(jo)+xですが、8がない場合は2+ペア(joも含む)がほとんどです。8もペアもないと判断できた場合は3枚でもまだ1枚分の余裕ができます。また残り4枚でも8や8ペアがある場合は勝ち確良型のパターンがかなり増えます。

 

次回からはプラン読みと少し方向性の違う話になります。ここまで行ったハンドリーディングをある程度理解するだけで勝率がかなり変わると思っているので参考にしていただけると幸いです。