〜ケア編4〜 8ケア 縛りケア
今回は2つ同時に解説します。まずはその理由から説明していきます。はじめに双方の対策ですが、
8ケア→9以上を表にして出す
縛りケア→カードを裏側にして出す
つまりどちらかをケアするとどちらかがケアできないようになっています。ここで重要なのはどちらのケアを優先するかです。
1.枚数を数える
序盤に使いやすく、手札がまとまっている時の判断基準として優秀です。
例えば、自分が8ペアを持っている時は8は残り2枚なので相手の所持率が低くなります。またQやKを表出しすると縛られるカードが減ります。
2.対応札
9sとAsを持っている場合は縛りケアの優先度が下がります。また9sと3sを持っている場合はJs期待の3で手番をとるのを狙うプランもありです。
3.展開
相手がすでに8を使用した場合は縛りケアを優先できます。また相手が嘘ペアスタートをして、残りハンドが強くなさそうな時は8ペアのBPプランをとってる可能性があるので8ケアを優先することもあります。展開に関しては膨大にあるので、ここは試行回数を増やして学んでいく必要があると思います。
4.プラン
ミリオンダウトは勝ちを目指すことが多いゲームです。相手は勝利プランをとる上で8で手番をとる想定でプレイすることが多いですが、縛りに関しては対戦相手が縛ることのできるカードを持っているかが重要になるため、プランに組み込まれにくいです。相手に想定より多く手番を取らせると勝ちやすくさせてしまいます。8で手番を取られるより縛りの方が致命傷になりやすいです。
5.プレッシャー
縛りケアをするには裏側で出すことになります。裏で出すということは相手に楽に真出しをさせてしまいます。縛りケアの優先度が低いときや8を相手に抱えさせたまま勝ち切れそうなときは積極的にプレッシャーをかけていきましょう。
この2つのケアに関しては一方が裏目になるので、正しい選択が敗北につながることがあります。重要なのは結果ではなく総合的に見てどちらが得してるか、もっというとどちらをケアするかを考えることに意味があると思います。意識してプレイしてみてください。