〜先攻編2〜 BPプラン
今回からは少し専門的なことを解説していきたいと思います。少しだけ表記をまとめます。
f→表 b→裏 4f4b→4表4裏 jo→joker T→10
s:スペード♠️ c:クラブ♣︎ h:ハート❤︎ d:ダイヤ♦︎
今回はBPプランについて解説します。
まずは、BPについて解説します。
BPとはバーストプレッシャーの略です。
バーストプレッシャーとは、ダウトに失敗すると手札が11枚以上になるポイントのことを指します。
BPプランでは主に2つのルートを狙います
1.BPに真を置き、相手がダウトした時にバースト勝ちすることを狙う
2.BPに嘘を置き、相手がスルーした時に自分の残り手札を0枚にすることを狙う
1.BPに真を置き、相手がダウトした時にバースト勝ちすることを狙う
今回はよく出現する6つを解説します。
I:革命真
必要な手札:真革命
革命を投げることも立派なBPプランです。
Ⅱ:ペア2つ
必要な手札:真ペア2つ
初手真ペアに被ダウト全渡しで相手の手札を9枚。ここでもう一度真ペアを投げます。
被ダウトか相手が嘘を乗せダウト成功した場合、相手の手札が11枚になります。
真ペアを2つ持っていれば大体このプランです。
Ⅲ: turn3に真ペア
必要な手札:真ペア1つ(おすすめは8ペア、Jペア、K以上のペア)
初手にペアを投げてスルー後、ペアを重ねます。
初手のペアは嘘ペアでも良いです。
この時に最後に乗せるペアは、なるべく強いペアがおすすめです。
最後のペアの上に乗ったものをダウト成功させてのバースト勝ちは、たまに狙っても良いです
8ペア、Jペア、K以上のペアを持っていて残りが弱い時に、このBP勝ちを積極的に狙いましょう。
Ⅳ:チキンレース
必要な手札:大きいカード(おすすめはJoker)
1枚出し(シングル戦)を続けてダウト失敗したらバーストする時に真を置きます。
先攻でシングル戦から始めて、自分の手札が3枚以下から相手にBPがかかります。
2の上のJoは比較的にダウトされやすいポイントなので狙い目です。
ダウト成功すればバースト勝ちできるタイミングでのダウトは、たまに狙っても良いです
Ⅴ:ペアボムからのチキンレース
必要な手札:真ペア+大きいカード(おすすめはJoker)
第2回で一番大事なポイントです。
初手真ペアに被ダウト全渡しで相手の手札を9枚。その後、シングル戦を始めます。
このプランの良いところは相手の手札が9枚なので、シングル戦の2枚目以降は、常にBPがかかります。
2の上のJoは比較的にダウトされやすいポイントなので狙い目です。
Ⅵ:BP真トリプル
必要な手札:真トリプル
相手の手札を8枚以上にして真トリプルを投げてバースト勝ちを狙います。
相手の手札を8枚以上にする方法は、
初手に真ペアを投げて、被ダウトや乗ったらダウトする。
初手に嘘ペアを投げて、乗ったらダウトする。
シングル戦の途中でダウトして8枚以上にしてトリプル。
2.BPに嘘を置き、相手がスルーした時に自分の残り手札を0枚にすることを狙う
1の逆です。BPに嘘を置き、相手がバースト負けを避けてスルーパスした後に、残りで勝てる形を目指します。
残りで勝てる形を良型とします。
良型は、相手に返されないカードと最後に出すカードのみで構成されているものを指します。
相手に返されないカードは状況にもよりますが、8,2,Q以上のペア,トリプル,革命を指します。
具体例:32,88A,8KKA,39sTsJs...
手番を取り返した後に相手に出させずに勝てるものが当てはまります。
たくさんパターンがありますが、今回は上の6つと照らし合わせて解説します。
I:革命嘘
嘘革命、スルー後は38x等で勝つプラン
基本は弱ハンドでやりましょう
Ⅱ:ペア2つ
初手真ペアに被ダウト全渡しで相手の手札を9枚。ここで嘘ペアを投げます。
パターンは大きく分けて2つ
K以上のペア等乗りにくいペアをスルーされたとき、残りが良型で勝ち
bb等の乗りやすいペアを打って乗ったら勝ち
残りが良型であることが大事
Ⅲ: turn3に嘘ペア
初手にペアを投げてスルー後、嘘ペアを重ねます。
最後のペアの上に乗ったものをダウト成功させてのバースト勝ちは、たまに狙っても良いです
このプランを取る時のおすすめは、
初手ペア真で残りが82Axxなど8と2とハイカードのような形の時にやるのがおすすめです。
turn3は比較的スルーされやすいポイントなのでこのプランは優秀です。
Ⅳ:チキンレース
1枚出し(シングル戦)を続けてダウト失敗したらバーストする時に嘘を置きます。
先攻でシングル戦から始めて、自分の手札が3枚以下から相手にBPがかかります。
自分の手札が3枚のタイミングは自分はダウトされてもバースト負けしませんが、相手はダウト失敗してもバースト負けしないのでブラフの打ちやすいポイントです。残りが良型なら積極的にのせうるポイントです。
Ⅴ:ペアボムからのチキンレース
初手真ペアに被ダウト全渡しで相手の手札を9枚。その後、シングル戦を始めます。
このプランの良いところは相手の手札が9枚なので、シングル戦の2枚目以降は、常にBPがかかります。
よく出るパターンとしては、
弱ハンドで初手ペア被ダウト後、削って降りるくらいならこのプランをとったほうがマシのような状況
初手ペア被ダウト後、Tfからシングル戦をはじめて、残り37joなどでKfをされて一枚嘘が通れば勝ちのような状況
ペアボムからのチキンレースはミリオンダウトでかなり強い動きなので積極的に狙いましょう
Ⅵ:BP嘘トリプル
相手の手札を8枚以上にして嘘トリプルを投げてBPをかけます。
残りは良型が好ましいです。
BPプランでは主に2つのルートを狙います
1.BPに真を置き、相手がダウトした時にバースト勝ちすることを狙う
2.BPに嘘を置き、相手がスルーした時に自分の残り手札を0枚にすることを狙う
上のどちらかが狙える時に積極的に活用してください